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【独自】市原市議、政務活動費を不正受給か 松野衆院議員の元秘書・斉藤氏、携帯決済で私的な買い物疑い

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斉藤直樹市議

【独自】市原市議、政務活動費を不正受給か 松野衆院議員の元秘書・斉藤氏、携帯決済で私的な買い物疑い

 市原市議会で議長経験もある斉藤直樹議員(48)が、政務活動費(政活費)を約2年間、不正に請求し受け取った疑いがあるとして、市議会が調査していることが24日、千葉日報社の取材で分かった。政活費のうち携帯電話料金が他の議員に比べ突出、2020年度は計76万円に上った。携帯の決済サービスを利用し私的な買い物をした疑いが浮上している。斉藤氏は取材に「(政活費の収支報告を)適正に処理したつもりだが、(議会から)指摘を受けた部分があり、再度確認しないことには何とも言えない」と話した。 同市議会は、政策の調査研究活動のために市から支給される政活費についてホームページで各議員の活動状況を公開。関係者によると、政活費のうち通信費を閲覧した市民から「携帯電話料金が異常に高い議員がいる」と指摘されたことを受け、市議会と議会事務局が斉藤氏の過去数年間の活動状況を調査した。 このうち20年度の携帯料金は、ほとんどの議員が月額平均数千円から1万円台だったのに対し、斉藤氏は月額平均6万円台で総額は76万1335円だった。 額の根拠となる資料として斉藤氏は利用料金証明書を提出したが、明細書の添付がなかった。市議会は「携帯電話の決済サービスを利用し、私的な買い物をした代金を合算した可能性を否定できない」として今月中旬、携帯電話や決済サービスの明細書を提出するよう要求。だが、期限までに提出されず、市議会は「政活費の執行内容に適正を欠く」として収支報告書を修正するよう勧告した。 斉藤氏は一人会派「正心クラブ」所属。00~02年に松野博一衆院議員(現・官房長官)の私設または公設秘書を務めた後、03年、市議に初当選。現在5期目。

最終更新:千葉日報オンライン