広告に「復縁確実」と書いてあっても、先に挙げた事例のように、復縁につながるような効果的なアドバイスすらもらえない可能性があります。
相手が詐欺師であれば「100%復縁」などと言ってきますが、会社の情報を調べるなり、口コミをチェックすれば手掛かりはあるものです。ただし、その際、ランキングサイトなどを見つけても、すぐに鵜呑みにしないようにしてください。どんな業界でもランキングサイトを自作自演している企業があります。それっぽい注意点などを書き、自ら手掛けるサービスなどを上位に持ってくるのです。よくある手口なので、そのウェブサイト以外で情報収集をしましょう。
情報収集はできる限り大手のメディアで行うことをお勧めしますが、ネット詐欺に関する情報を調べるなら掲示板サービスを利用する手もあります。詐欺被害に遭った人が相談がてらに書き込んでいることが多く、問題がありそうかどうかをチェックすることができます。ただし、デマが書かれている可能性もあるため、掲示板は正確な情報を収集するには向いていないこと、あくまで参考程度にとどめておくことを忘れないようにしてください。
デジタルリテラシーを高め、ネット詐欺に遭わないようにしましょう。お金を支払うなら、自分で調べたりする癖を付けましょう。「誰かがそう言ってたから」というスタンスだといつか被害に遭ってしまいます。君子危うきに近寄らず、です。
NPO法人DLIS(デジタルリテラシー向上機構)高齢者のデジタルリテラシー向上を支援するNPO法人です。媒体への寄稿をはじめ高齢者向けの施設や団体への情報提供、講演などを行っています。もし活動に興味を持っていただけたり、協力していただけそうな方は、「support@dlis.info」までご連絡いただければ、最新情報をお送りするようにします。
※ネット詐欺に関する問い合わせが増えています。万が一ネット詐欺に遭ってしまった場合、まずは以下の記事を参考に対処してください参考:ネット詐欺の被害に遭ってしまったときにやること、やってはいけないこと