今年を振り返ると、生活家電製品を、ほとんど購入していなかった。実は、そもそも物欲がないし、購入したモノは、かなり満足して使ってしまうので、愛着が湧いて長く使い続けてしまう。
ということで、今年購入した最大のモノとして4Kの液晶テレビを紹介したいと思う。
秋に、約10年前に購入した40インチの液晶テレビが壊れた。朝、テレビをつけた息子が「テレビに変な線がでてきたぁ〜!」と叫んだのを聞いて見にいくと、たしかにテレビ画面の4/5くらいに白線が細かく走り、映像が見にくくなっていた。本当なら直して使いたいが、調べてみると修理するのは難しそうだ。
ということで、久しぶりにテレビ選びを始めた。
条件は「40〜45インチ」で「4K」で「ダブルチューナー搭載」で、「Android TV」であること。「価格は8〜10万円以内」に抑えること。
これだけ条件があると、絞り込むのも簡単だ。なによりAndroid TVを搭載しているメーカーは、それほど多くないからだ。
なぜAndroid TVが条件かといえば、筆者がGoogleやYouTubeのサービスをよく使っているから。特にYouTubeには、プライベートで撮影した動画を、何年もアップしている。さらにAndroid TVであれば、スマートフォンの対応アプリも多い。それらをスマートフォンではなく、テレビの大画面で見たい。するとAndroid TVが適している。
もちろんスマートフォンの画面を、テレビ画面に映し出す、いわゆるキャストやミラーリングする方法は他にもある。ネット接続できないテレビでも、Apple TVやChromecastやFire TVなどを取り付ければ可能だ。
実際に筆者もこれまで、そうした外部機器を、テレビに取り付けて使ってきた。だが、それらを便利に感じる一方で、もっと便利に使いたいと思っていた。すると次に買うべきテレビは、Android TVに帰結した。
筆者が購入したのはソニーの「BRAVIA KJ-43X8000H」。最初に設定した条件をすべてクリアしていることはいうまでもない。