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もしプロダクトマネージャーが野球のピッチャーだったら スマートウォッチ開発における「先発型」「リリーフ型」PMの役割

もしプロダクトマネージャーが野球のピッチャーだったら

岡田佳代氏:よろしくお願いします、カシオ計算機の岡田佳代と申します。今日は「もしプロダクトマネージャー(以下、PM)が野球のピッチャーだったら」という、ちょっとふわっとしたタイトルでお話をさせていただきます。

カシオはG-SHOCKのような時計を作っている会社で、時計開発統轄部という部門があるんです。その中にスマートウォッチの部門がありまして、そこの商品企画をしております。

もしプロダクトマネージャーが野球のピッチャーだったら
スマートウォッチ開発における「先発型」「リリーフ型」PMの役割

入社したときにはソフト開発ということで、デジカメの組み込みソフトを担当してました。そのあと商品企画ということでスマートウォッチを、初代の立ち上げまで4年くらいかかって、今ようやく2世代目の商品を売っているところです。私はもともと登山とかアウトドアが趣味で、雪山とかも登ってます。

私が手掛けた商品は「PRO TREK Smart」という……もともと「PRO TREK」というアウトドアウォッチがありまして、それのスマートウォッチ版という位置付けで「WSD-F20」という商品を開発しました。

スマートウォッチなんで、もちろん防水で、アウトドアで使っても壊れないというハードの部分があり、スマートウォッチの画面で何を見せるのかというソフト・アプリケーションの部分があります。その両方の比重が大きいプロダクトで、どうやって価値を作っていくか。ハードとソフトの開発プロセス、どうしたらいいのかなっていうのを模索しながらいろいろやっていました。

そこの話は、前回のPO祭りでお話させていただいて、そのスライドが公開されてます。「スマートウォッチのプロダクト開発」で検索していただくと出るかと思いますので、もしご興味あればどうぞ。