時計タイプのウェアラブル端末であるスマートウォッチ。普段使いはもちろん、ビジネスシーンやスポーツシーンで役に立つ、便利な機能を多数搭載しています。
近年、スマートウォッチは各メーカーから様々なモデルが登場。数千円で購入できるものや、老舗時計メーカーが細部までこだわった高級モデルも登場しています。
決済機能や心拍モニター、活動量計などご自身のニーズに合わせた機能を搭載しているモデルを選びましょう。日々の生活をよりスマートに過ごすことができる最新ガジェット。
今回の記事では、スマートウォッチの機能や選び方、2022年おすすめの最新モデルをご紹介します。
・活動量計購入ガイド決定版!最新おすすめ5選
もくじ
スマートウォッチとは、スマートフォンと連動した機能が使える腕時計型のウェアラブル端末のことをいいます。スマートフォンとの連携はBluetoothを利用しています。
スポーツ機能や健康管理に役立つ機能が搭載しているモデルが多いです。ほかにも電話やメールの通知を確認できたり、電子マネー決済ができたりと、生活をより快適にするためのアイテムとして注目を集めています。
スマートウォッチは時計以外にも便利な機能が多数搭載されています。ここでは、どの製品にも共通して搭載されている基本的な機能についてご紹介します。
スマートウォッチでは、その名の通り時間を確認できます。一つはタッチスクリーンになっているタイプで、ディスプレイにデジタルで時間が表示されます。もう一つはアナログ時計のような文字盤を使っているタイプです。長針と短針で時間を指します。
スマートウォッチの最大の特徴は、スマートフォンと連動できること。タッチスクリーンタイプの製品で利用できる機能です。スマホに届いたメールやLINEなどのチャットツールの通知をスマートウォッチ上で確認することができます。
通知を確認するだけでなく、アプリの操作ができるところもポイント(※製品の仕様による)です。
運動中や満員電車に乗っているときなど、なかなかスマートフォンを取り出せない状況が多々あると思います。そのようなときにスマートウォッチがあれば連絡や確認事がスムーズにできるのではないでしょうか。
スマートウォッチには、センサーが内蔵されており心拍数を測ることができる製品が多いです。心拍数のデータをスマホに転送して確認できるのも便利です。
健康志向も高まる昨今、ほとんどのスマートウォッチに搭載されるようになりました。身につけている間は24時間測定・記録できるのもポイント。身体を動かしている日中だけではなく、睡眠時の自分の身体の状態もチェックできます。
スポーツ機能とは、フィットネス、サイクリング、ジョギングなど様々なスポーツに対応した機能のことです。例えばランニングであれば、走った距離、かかった時間などを記録します。ゴルフをするときには残りヤードを表示するなど、各スポーツに合わせたデータの取得や提供ができます。
ダイエットをしたい方に向けたプランの作成を行うことも可能です。
また疲労回復の提案をするといった便利機能もあるので、バランスよく運動することができるでしょう。
スマートウォッチのなかには電子マネー機能が搭載されているモデルもあります。財布からカードや小銭を出すのは少々手間に感じることもあるでしょう。このようなときにタッチレス決済機能を搭載したスマートウォッチをつけていれば簡単にお会計を済ませることができます。
GPSとは、人工衛星を利用して位置情報を取得できる衛星測位システムのことです。GPS機能が搭載されていることで、走行したスピードやペースだけではなくコースを記録することもできるようになります。ランニングやジョギングをする方や、アウトドアがお好きな方にとって非常に便利な機能です。
スマートウォッチをご自身のスマホと連携して使用するには、スマホが搭載しているOSに合わせてスマートウォッチを選ぶ必要があります。
OSの種類によっては連携ができなかったり、一部の機能が使えない場合もあるので購入の際は注意が必要です。
スマホに搭載されているOSは大きく分けてiOSとAndroidの2種類があります。iOSはAppleのiPhoneに搭載されており、AndroidはiPhone以外のスマホに広く採用されているOSです。
OS独自のOS通知機能電話着信などを搭載している製品もあります。iOSもAndroidもバージョンによっては連携できない場合もあるので、都度ご自身のスマホに対応しているかOSのチェックが必要です。
ちなみに、Apple社のスマートウォッチであるApple Watchは「Watch OS」を搭載。これはiPhoneと連携させるためにAppleが独自開発したウェアラブルOSのため、Apple Watchを使用するにはiPhoneが必要です。
スマートウォッチは常に腕につけておくもの。通常の腕時計のように、デザイン面でもこだわりたいですよね。
メーカーによってそのデザインは様々で、リストバンド型のものや、先進的でロボティクスなデザインなもの、通常の腕時計のような上品なデザインまで多種多様!
バンド交換ができる製品もあるので、ご自身のファッションに合う、お気に入りの一台を選びましょう。
スマートウォッチを主にスポーツや健康管理目的で活用したい方は、歩数計機能や活動量計、心拍数や血圧を測定してくれる心拍モニター搭載のものを選ぶと良いでしょう。ランニングなどを日常的にされる方は加速度センサーや消費カロリーなどを表示できるものを選ぶと、日々のワークアウトに活用できます。
アウトドアでも活用したい方は防水や防塵に優れたものがおすすめ。いざという時に活用できるようなLEDライト機能なども搭載されていると様々な場面で活用できそうです。
日々の生活をスマートに過ごすために使用されたい方は、電子決済機能やSuica機能が搭載されているものを選びましょう。スマホや財布を取り出す必要がなく、腕時計のみでお出かけやお買い物できるのは想像以上に快適です!
これらの機能の他、発汗計測機能付きのスマートウォッチなども登場しています。発汗計測機能は、これからの季節によく引き起こされる「熱中症」の予防にも一役買ってくれます。
お子様から高齢の方まで、スマートウォッチは健康管理の必須アイテムともいえるでしょう。
スマートウォッチは主に「ケーブル充電タイプ」、「ボタン電池タイプ」、「ソーラータイプ」の3種類あります。
「ケーブル充電タイプ」には本体USB、マグネットタイプ、挟み込みタイプの3種類あります。
・本体USBタイプはスマートウォッチ本体にUSBポートが内蔵されおり、USBアダプターを直接差し込む形式です。
・マグネットタイプは磁石タイプの充電器をスマートウォッチに装着することにより充電が可能です。
・挟み込みタイプは、USBアダプターに差し込んだ充電器とスマートウォッチ本体を挟むことにより充電ができます。
充電の必要がなく、数ヶ月〜数年使用できます。電池が無くなったら、メーカーや時計店などで交換が可能。
ボタン電池同様に充電の必要ありません。太陽光や自然灯りで充電が可能なため、充電をしながら使用することが可能。
スポーツで使用するスマートウォッチは、汗や雨などをしっかりカバーできる防水機能の高いモノを選びましょう。防水機能は「防水機能IPX4」などと表記されています。数字が防水機能の高さを表記しており、「防水機能IPX4」以上のものを選ぶと良いでしょう。
水泳など水中で使用する際はIPX7以上を選びましょう。
XiaomiのMi Bandシリーズの最新モデル。「GPS搭載」や「血中酸素飽和濃度計測機能」をはじめ、「Amazon Alexa対応」などがMi Band 5との主な違いです。
また、ディスプレイの画面が約50%大きくなり、有機ELが採用されているため、操作性や視認性も向上しています。
【Android】Android5.0以降、【iOS】iOS 10.0以降
Venu2Sは、高度な健康モニタリング機能とフィットネス機能が備わったスマートウォッチです。ユーザーが健康でよりよい生活を送れるようサポートするための機能が充実しています。
25種類以上のスポーツアプリがダウンロード済みで、日々新しい運動にチャレンジすることができます。運動や筋トレを日常的に行う方に特におすすめです。
重量も軽いので、ずっとつけていても負担になりません。また生活やファッションスタイルに合わせたデザインも魅力です。
【Android】Android6.0以降、【iOS】iOS 13.0以降
fitbit senseは心身の健康管理をサポートするスマートウォッチです。自分の身体をさらに深く理解できるよう、ストレスの検出や管理、睡眠の質などをチェックできます。
Fitbit Premium新規ユーザーになると、6か月間無料でメンバーシップの提供を受けることができるのもうれしいポイントです。カスタマイズされたデータや高度な分析を体験できます。
【Android】Android8.0以降、【iOS】iOS 13.0以降
SUUNTO 9 BAROは、バッテリー残量を気にすることなく使えるのがメリットの一つ。パフォーマンス、エンデュランス、ウルトラおよびツアーの4種類のバッテリーモードを搭載していることで、GPSの追跡機能がオンの状態でも25時間から最大170時間もの間記録しつづけることが可能です。
またアクティビティ履歴に基づくスマートリマインダを使うことで、次の外出時までの充電をうっかり忘れてしまうことも防げます。
様々な環境下でも使えるように頑丈な設計になっているのもポイントです。
【Android】Android6.0以降、【iOS】iOS 13.0以降
Xiaomiが発売したコスパ最強のモデル。低価格にも関わらず、様々な機能が搭載されています。
サイクリングやスイミングをはじめ、エクササイズやヨガなど11種類のスポーツで心拍数やカロリー消費量の計測が可能。健康管理やダイエットなど目的に合わせた使い方ができます。
どれを買っていいか悩む時はこちらのモデルがおすすめです。
【Android】Android5.0以降、【iOS】iOS 10.0以降
iOSと最良のシナジーがあるのは、やはりApple Watch で間違いないでしょう。
第5世代から変わった点がいくつかあります。ヘルスケア機能として、「血中酸素飽和度センサー」と「高心拍数と低心拍数の通知」が追加。また、1台のiPhoneで複数のApple Watchを利用可能な「ファミリー共有設定」や「常時表示Retinaディスプレイ」が搭載。
他にも「1.5時間以内にフル充電可能」と大幅に進化しました。
iPhoneユーザーにおすすめのモデルです。
iOS 14以降を搭載したiPhone 6s以降
Apple Watch シリーズ最新版。より大きなディスプレイで頑丈な設計を実現しています。
充電やそのほかの機能も高性能で使い勝手は抜群です。
Cellularモデルなら、iPhoneが手元になくても電話で話したり、メッセージを送りあったり、支払いを済ませたりできます。App Storeにあるアプリにもアクセスできるので非常に便利です。
もちろんフィットネスなど健康管理にも大いに役立ちます。
iOS 15以降のiPhone 6s以降
SUICA決済が可能なスマートウォッチです。通勤や通学で使用したい方におすすめのモデル。
SUICA決済以外にも様々な機能が搭載されています。歩数や心拍数をもとに体のエネルギー残量などを可視化することが可能。また、自分のストレスレベルを計測することもできます。
【Android】Android6.0以降、【iOS】iOS 12.0以降
Apple Watch初心者におすすめのモデルです。
Apple Watch Series 6との違いは、血中酸素飽和度センサーの非搭載やRetinaディスプレイが常時表示されないなどです。
基本的な性能はApple Watch Series 6に劣りません。
iOS 14以降を搭載したiPhone 6s以降
機能性とデザイン性を兼ね備えたスマートウォッチです。
秒針タイプやデジタルタイプをはじめ、アニメーションタイプなど100種類の文字盤が搭載。文字盤は自由にカスタマイズ可能なので、自分の好みやファッションに合わせて調整することができます。
【Android】Android5.0以降、【iPhone】iOS 10.0以降
Amazfitの最新ウォッチ。洗練されたデザインが特徴です。業界最先端のクリアディスプレイと軽量なサイズ感で快適に使うことができるでしょう。
心拍数、ストレスレベル、睡眠など健康管理に特化した機能も多数搭載。また着信、メール、アプリ通知などお手持ちのスマートフォンと連動して連絡をチェックすることもできます。
最大のポイントはバッテリー駆動時間の長さです。最大12時間駆動させることができるので細々と充電する必要はありません。
レビュー記事も参考にしてみてください。
【Android】Android7.0以降、【iOS】iOS 12.0以降
スマートウォッチを日々の生活に取り入れると、想像以上に毎日を快適に過ごすことができます。スポーツを定期的に行う方は、健康や体型管理に一役買ってくれること間違いなし!この記事が、お気に入りも一台を見つけるキッカケになれば幸いです。
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